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2006年07月 アーカイブ

2006年07月19日

明日「アザラシ館」がオープンします!


 雨にたたられて工事が遅れたり、小樽から来た新入りのアザラシたちには一時的に狭いケージ暮らしで我慢してもらったり、といろいろありましたが、いよいよ明日「アザラシ館」がオープンします。あとはたくさんのお客さんにお越しいただいてアザラシの魅力を感じていただくばかりです。

 でもまだ心配事が...。それはまだ餌を食べてくれないアザラシたちがいることです。新入りアザラシは食欲旺盛なのですが、15年前からのしながわ水族館暮らしのアザラシのうち2頭がまだ餌を食べません。

 暮らしなれた水槽から“新居”アザラシ館に引越しをした6月27日以来ですから、もう3週間。このくらいの絶食は、厚い皮下脂肪を持ったアザラシにとっては何でもないことですが、やはり心配です。

 フィーディングタイムで餌のバケツを前に手持ち無沙汰にしている飼育員がいたら、「もういい加減慣れたでしょ。意地張らないで、食べてくださいな」と念じている、とお考えください。

2006年07月23日

新スタジアムからの視線

 アザラシ館のオープンにあわせてイルカ・アシカショースタジアムを増設しました。これまで席を確保できなかったお客様も座ってショーをご覧いただけます。

 新スタジアムは、イルカのホールディングプールの一部を取り巻くように作られています。スタジアムからガラス越しでなくイルカを見ることができるので、携帯電話のカメラで撮影される方も多いようです(くれぐれもプールに物を落とさないようにご注意ください)。
 ただ、飼育係にはちょっとやりにくい面も出てきました。イルカに餌を与えているとすぐ後ろからお客様にのぞかれる形になるのです。今までにない、お客様からの視線に飼育係の背中が緊張感を訴えているかもしれません。

2006年07月26日

そろそろ梅雨明けのようで


 そろそろ梅雨があけるようで。嬉しいのですが、天然光の差し込む水槽はコケだらけに・・・。そんなわけでこの間、その中の1本を掃除しました。コケも落ちきれいになりました!しかし、閉館後の水槽掃除は心と体にこたえます。その整備中のひとコマ。

水槽内のスタッフの「水を出してください」の一声で、水槽の外にいるスタッフがバルブ(蛇口のようなもの)を開けます。しかし、この開け具合がなんとも微妙。ほんの少し開けるとか閉めるとか、実に細かい調整なのです。
 それを不思議に思った外にいるスタッフは「なにが違うの?」。
 「ん?気分」と答える水槽内のスタッフ。
 「あっ、そ、そうですか・・・。」と外にいるスタッフの苦笑い。

 しかし、この気分こそが水槽掃除にはとても大切なのです!!
 実際、水流が強すぎるとあっちこっちに水がはねますし、弱いと塩素が落ちてない気もしますし・・・。(コケを落とすのに塩素使ってます。)
 なので水流がいい按配だとまことに気分がいいのです!!

2006年07月27日

ついに食べました!

 7月19日にまだ餌を食べないアザラシのことをお伝えしましたが、ついに食べました!!

 もっとも用意した餌の全部を食べるわけでなく(飼育日誌上の表現は“定量摂餌には至らず”)、しかも水面に顔さえ上げません。プールの底の方からいきなり水面に近づき、水中に差し出した餌を奪い取るようにくわえて、再び急降下。

 ふだんエレベータのある側の水面で呼吸はしていますが、給餌を行う側の広い水面で顔を上げるのにはまだ警戒があるようです。

 絶食はほぼ1ヶ月。アザラシには長い日々でしたが、飼育係にも長かったーー。


2006年07月30日

ミズクラゲの繁殖

見どころ生物・水槽でご紹介したミズクラゲの繁殖。とうとう第一段階を成功させました!

ポリプからエフィラが遊離し、ちょこちょこ泳いで?います。今後も上手くいきますように。この段階から展示できればと考えていますので、気になる方はぜひ!ちなみに現在の大きさは2、3ミリ程度です。

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