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おとなしいサメ、おそろしい掃除

 水族館の水槽は汚れたら定期的に掃除をしています。大型の生物が入っている水槽は生物を移動できないので、生物がいる状態のまま潜水して掃除することが多いです。サメのいる水槽も例外ではありません。

 サメ水槽の主的存在のシロワニは比較的おとなしいサメと言われています。潜水掃除をしていても襲ってくることはありません。反対に、実に迷惑そうにしています。しかし、驚いて暴れてしまった場合には、潜水しているスタッフに激突してしまうことも考えられます。そこで、シャークスーツという忍者の鎖帷子(くさりかたびら)のような服を潜水用のウェットスーツの上に着て作業します。掃除の時には潜水するスタッフが一名、上でサメがスタッフにぶつからないよう監視するスタッフが二名の合計三名で作業をしていますが、潜水している約40分間は全員気を抜けません。
 
サメ水槽のアクリルをよく見ると、シロワニが歯でつけた傷を見つけられると思います。そんな勢いでぶつかられたらと思うと冷や汗が出ます。(H.F.)

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