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もう一匹の隠れたスター


9月19日にShall We “TAKO” Dance?というタイトルで、

展示水槽のミズダコを紹介させていただきましたが・・・

実は、他にも隠れたスターがいるのです。

それはもう一匹のミズダコで、予備槽室に暮らしています。

タコの仲間は体が柔らかいため、普段は岩陰に隠れて

天敵の目を逃れるようにして生活をしています。

タコツボに入るのもこの習性を利用した漁なのですが、

巣穴に隠れていると安心するようです。

しながわ水族館では、岩陰の代わりに、

かごに収容して飼育しています。

自分が安全なことが分かっているので、

時々かごの隙間から腕を伸ばし、様々なものをいたずらします。

安全な巣穴から腕だけを伸ばして、通りかかる獲物を捕らえるのが、

彼らの理想のライフスタイルです。

この予備槽室に暮らすミズタコは、最近飼育員にアピールすることを覚え、

水槽のふちから腕を伸ばして、餌を要求します。

このようにシシャモの半切りも飼育員から受け取って食べます。

また、私たち飼育員も時間があるときは、ミズダコと遊んであげています。

海の霊長類といわれ無脊椎動物の中では

特に高い知能を持つとされるミズダコなどタコの仲間は、

このように飼育員と遊んで刺激を受けるとことも時には必要と思われます。

このミズダコには、日頃見ることができない水族館の裏側へと

ご案内する裏方ウォッチング(毎週土曜日の11:00と15:00に実施)に

参加していただくと、会いに行くことができます。

ぜひ、隠れたスターに会いにきてください。

※生物の状態により、裏方ウォッチングに参加しても会えないことがあります。ご了承ください。

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