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魚類 アーカイブ

2006年07月26日

そろそろ梅雨明けのようで


 そろそろ梅雨があけるようで。嬉しいのですが、天然光の差し込む水槽はコケだらけに・・・。そんなわけでこの間、その中の1本を掃除しました。コケも落ちきれいになりました!しかし、閉館後の水槽掃除は心と体にこたえます。その整備中のひとコマ。

水槽内のスタッフの「水を出してください」の一声で、水槽の外にいるスタッフがバルブ(蛇口のようなもの)を開けます。しかし、この開け具合がなんとも微妙。ほんの少し開けるとか閉めるとか、実に細かい調整なのです。
 それを不思議に思った外にいるスタッフは「なにが違うの?」。
 「ん?気分」と答える水槽内のスタッフ。
 「あっ、そ、そうですか・・・。」と外にいるスタッフの苦笑い。

 しかし、この気分こそが水槽掃除にはとても大切なのです!!
 実際、水流が強すぎるとあっちこっちに水がはねますし、弱いと塩素が落ちてない気もしますし・・・。(コケを落とすのに塩素使ってます。)
 なので水流がいい按配だとまことに気分がいいのです!!

2006年08月01日

新しい仲間が増えました!

 本日、「品川と海」の水槽にマアジを10個体追加しました。地味な魚ですがとても庶民的な魚なので、意外と人気があります。そのうち大きくなると「おいしそう?」なんて言われちゃうんだろうな。
 なにはともあれ、健康に大きくなってもらえればと思います。

2006年08月08日

ヒバシヨウジの抱卵

 共生水槽にいる細長い魚、ヒバシヨウジ。♂♀のペアです。タツノオトシゴに近い仲間で、♀は♂のお腹に卵を産み付けます。
 しかしいくら習性とはいえ、いきなりお腹に卵が付いたりしたら泳ぎにくくないのだろうか?水の抵抗がいきなり増すのだから、最初はフラフラしそうな気もする。産み付けているシーンやその直後を見たことがないので、「次こそは!」と思うのだけど産卵の前兆をつかめないので、いつも気が付けばお腹に♂が卵を抱えている。
 まあヒバシヨウジにしてみれば、人間にジロジロ見られながら卵を産むなんて落ち着かないから、人のいない時間に産んでいるのだろうけど。
 ちなみに写真は発眼といって、すでに稚魚の眼が確認できる段階の卵です。

2006年09月12日

真っ黒い塊!?


  先日、東京湾の生物調査に行ってきました。この時期は海の中も23.0℃とかなり暖かいです。その調査中におもしろい動きをする魚を採集してきたのでご紹介します。(許可を得て採集していますよ!)
  採集に行くとレア物を採集することが多いスタッフが今回も採集しました!採った魚の名は「ゴンズイ」。毒を持っている魚で有名ですよね。今回は1個体の大きさが1cm程ですが、「潮の満ち干と生物」水槽に収容したところ、みんな仲良く固まって泳いでいます。右に行ったり、左に行ったり、はたまた他の魚に群がってみたり。(群がられた魚はかなり嫌がっていますが・・・。)
  今後も、その奇妙な動きで来館者を楽しませてほしいと思います。

2006年10月08日

薬浴中

 10月にはいりこれから木々が紅葉しはじめる季節を迎えますが、一足早く水族館の水槽を黄色に染めて見ました!
  
 というのは冗談です・・・。確かに黄色に染まっていますがこれは紅葉とは関係なく、魚に病気がでてしまったので薬を入れているのです。担当者としては、せっかく魚を見にきていただいたのに水槽が黄色いのは恥ずかしい限りなのですが、生物が死んでしまうことを考えたらそんなことも言っていられません。この期間にご来館いただいた方、本当に申し訳ございませんm(_ _)mどうか大目に見てください・・・。

2006年10月21日

人気者?

  共生水槽で海水魚ヒカリイシモチの人気を独占しているガンガゼがいます。この水槽ではガンガゼの仲間を4個体展示していますが、ほとんどのヒカリイシモチがあるガンガゼに寄り添うように泳いでいます。なぜこのガンガゼだけに人気があるのでしょう?他のガンガゼよりも多少大きい印象ですが、特に違いがあるようには見えません。
  種明かしをいたしましょう。20数尾のヒカリイシモチをこの水槽に入れたのは2日前なのですが、先住の体の大きな魚たちにいじめられないように、わざわざこのガンガゼのそばに放したのです。狙い通りヒカリイシモチはガンガゼの長いトゲに守られるように新居での生活を始めました。たまたま魚たちのボディーガードをまかされた、当のガンガゼは何を思っているのでしょうね。

2006年10月30日

まだ寝てる・・・。

  朝、見回りをしていてひっくり返っている魚を見ると、「ぎょっ、しっ、死んでる。」なんて悲しい気持で一日が始まったりします。そんな飼育員の心配も知らず、最近毎朝元気な(?)魚がひっくり返っています。そう、この魚はただの朝寝坊のキュウセンです。最近、動き出す時間が日々遅くなっていて、今ではオープンまじかまでのーんびり寝ています。「きっと、魚なりに疲れがたまっているのかな」っと思いにふける担当者でした。

*キュウセンは砂に潜って寝る習性があります。

2006年12月08日

展示生物=ヒト?!


  大きな水槽に人が二人!!なにごとだ?

  って、これは実は水槽の清掃風景です。先日「海の宝石箱」を掃除しました。魚を全て別の水槽に移動し海水を捨てて、塩素を使ってコケを落とします。最後に抜いた擬サンゴをまた岩に差し戻していくのですが、これがパズルみたいで一苦労です。あっちに差したり、こっちに差したり・・・。

  年末の大掃除というわけではなく、年に3-4回実施しています。お客様にはご覧いただけないのですが、次回は春休み前の予定です。

2006年12月20日

喧嘩はダメよ

  共生水槽の前を通りかかるとカクレクマノミ同士で突っつき合っている光景が。まぁーこんなことはよくあることなんですが、次の瞬間に驚くべき光景が!!
  なんと他の個体が仲裁に入るではないですか!!!こんな光景は初めて見ました。1個体を追い払い、追っかけようとする個体に睨みを利かせ・・・。その場を丸く治めていました。
  んーーー、意外な一面を見てしまった。争いごとは良くないことがわかっているのか、なんとも不思議です。この行動がこの個体だけに見られるものなのかが気になります。

  画像だと伝わりにくいのですが、下の2個体が喧嘩中、その上に仲裁に入ろうとする個体がいます。

2006年12月24日

もういくつ寝ると?・・・


 水槽に宝船が入っていますが、遊んでいるわけではありません。実は、お正月飾りのテストをしています。かわいい飾りを見つけて喜んで水槽に入れたら、浮かぶ・色が抜ける・のりがはがれて壊れるなど、過去に様々な失敗がありました。そこで、水族館の裏側スペースにある予備水槽を使って展示に使えるか試すようにしています。必要なら樹脂を塗ったり重りをつけたりなどの加工も必要です。万が一有毒なものが染み出してしまったら大変なので、かわいそうな気もしますが、お魚も一緒に入っています。
 ところで、宝船の横に小さく写っているお魚たちは、餌のエビに混ざって入っていた赤ちゃんの魚です。それを予備水槽の担当者が集めてひそかに育てています。まだ小さくて(5-6mmくらいです)何の魚かわかりませんが、大きくなったらデビューさせたいと思っています。

2006年12月27日

木に顔が!

 12月20日に「世界の大河から」水槽が新しくなりました。今までは水槽と通路の照明が暗いために小さな子どもたちが恐がっていたので、全体的に明るくしました。また、観覧通路に小型の水槽を新設し、水槽の演出内容も大幅に変更しました。演出で特に変わったのが、これ。

 通路の木の幹に顔が浮かび上がって、森林の大切さを訴えるのです。私たちのイメージとしては「森の精霊」なのですが、気がつかない人も多くて・・・。
 これからご来館される方はお見逃しなく!

2006年12月30日

がんばれ、おとうちゃん

 「あっ、魚が泡ふいてる。何事!?」っと思ったら、口からあふれんばかりの卵!この魚は共生水槽で飼育中のヒカリイシモチ。今まさに口内保育をしているところです。一般的に「なんちゃらイシモチ」と呼ばれる種が多いテンジクダイの仲間は、オスが卵を口の中で守ります。
 私には昔懐かしい思い出が・・・。学生時代に繁殖に挑戦していたのですが、この仲間は保育中は断食をします。口に卵ありますからね。しかし、お腹がすきすぎると卵を「ゴックン」と食べてしまうか、吐き出して餌を食べるかしてしまうんです。そうしたらもちろん稚魚の姿を見ることはできません・・・。
 「おとうちゃん!! 何とか孵化するまでがんばれ!一仕事終えたら、お腹いっぱい餌あげるからね。」 っと心の中で呟いてみました。

2007年01月11日

○○3兄弟

 「世界の大河から」水槽を眺めていたら、レッドテールキャットフィッシュが横3列に並んでいた。そう言えば数年前、「だんご3兄弟」という曲がヒットしたのを思い出した。歌の中で、だんごの兄弟たちは仲もいいが喧嘩もする設定だったと思う。このレッドテールキャットたちは兄弟ではない。しかも普段はテリトリーをめぐって喧嘩ばかりしている。でも今日はなぜか並んでいる。どういう心境の変化なのか・・・と思っていたら、このあとやっぱり争いをはじめた。

2007年01月26日

何に見えるかな?


 これはバレンタイン水槽の展示生物に大抜擢された金魚です。
 大抜擢の理由はその特徴ある体。さて、それはいったい何でしょうか?(赤ラインがヒントです。)
 バレンタイン水槽は1月31日より公開予定!答えは水族館でお確かめください!

2007年04月01日

クロダイでした


 昨年の末に餌の活エビに混ざって入ってきたお魚たちが、大きくなってデビューしました。展示水槽は「潮の満ち干と生物」水槽です。水族館に来たときの大きさは5mm程で、種類もわかりませんでしたが、現在は3cmを超え、体の特徴からクロダイだったことがわかりました。
 最初はブラインシュリンプというミジンコのような餌をあげていました(シーモンキーの名前でおなじみの生き物です)。少し大きくなったところで、他の魚と同じアジ・エビ・アサリの切り身に餌を切り換えました。そして、他の魚に食べられないくらいの大きさになり、お客様の前にデビューすることができました。
 さらに大きくなってきたらもっと大きなお魚のいる水槽に移動する予定です。数年後には「品川と海」水槽にデビューしてほしいものです。

2007年04月29日

酸素バー

 トンネル水槽のシャコガイの模型に、クエが寄って来ました。何をしているのかというと、模型から出る空気の泡に当たりに来ているのです。

 クエやその仲間はなぜか新しいものが大好きで、模型の空気を朝一番に出すと近づいてきます。しかし、しばらく空気に当たると飽きてしまうのか、どこかに泳いで行きます。他にも新しい水を入れたときや、シャワーで窓についた塩を落としているときなど、水槽に何か変化があるとすぐに近づいてきます。
 作業の都合で停電する時は、魚たちが酸素欠乏症にならないように、酸素を水槽に入れるのですが、酸素は特に魅力的らしく、酸素の泡のところで押し合いになったりしています。
 泡に当たったり、酸素に近づいたり、クエも人間と同じようにリフレッシュしているのかもしれないですね。(H.F.)

2007年04月30日

ちっちゃいサメがやってきた

 まず、30センチの定規を準備してください。これから紹介しますサメは先週の日曜日に水族館に来ました。その名も「ツマグロ」。サイズは全長で40センチです。さぁー、その定規で実感してみてください。かなりかわいいサイズでやってきました。シャークホールに入れてしまうとそのままシロワニの口の中にスコっと入ってしまいそうなので、まずは予備水槽で大きくしてから皆さんの前に登場いたします!!今はコミカルな動きで元気よく泳ぎ回っています!

2007年05月14日

黒から赤へ

 朝の見回りをしていると「東京湾に注ぐ川」に見慣れぬものが!それは黒っぽい体色から婚姻色が出て鮮やかな赤色が目立つウグイです。

 あまりにも鮮やかで目が覚めるような思いをしました。本当に綺麗です。一晩でがらっと変わってしまったと思われます。ぜひ多くの方にこの姿を観ていただきたいものです。
 しかし、この婚姻色、ウグイは雄にみられるものでして・・・。水槽を見渡してみると、ん?うちは雄2尾、雌1尾の三角関係だと今更ながら気がつきました。

2007年05月17日

釣り採集

 先日釣りに行ってきました。遊びではありません。水槽に展示するためのお魚を集めに行ったのです。釣りで集める方法は、針を飲み込まれなければダメージも少なくて状態良く集めることができます。
 今回は横須賀市の岸壁にウミタナゴ採集に行ってきました。そこで意外な獲物を釣り上げました。なんとサンマです。東京湾でサンマが見られることは稀にあります。しかし、岸壁から釣れたのには驚きました。今回の参加者の中で、自他ともに認める釣りの大ベテランのYさんだけにサンマが釣れず、帰りの車中で悔しそうでした。(H.F.)

2007年05月21日

釣り採集 クサフグ篇

 先日の釣り採集ではクサフグも釣れました。水族館の水槽に収容しようとした時、クサフグの体表に何やら蠢(うごめ)くものが!よく見ると寄生虫がたくさん付いています。このままだと水族館にいる他の魚にもうつってしまいます。肉眼で見えるものはピンセットで取り除きますが、完全な駆除は難しいので、このあと裏の水槽に収容して薬を使って駆除します。

 取り除いた寄生虫は、後日紹介します!(T.F.)

2007年05月23日

釣り採集 続クサフグ篇


 先日のクサフグに付いていた寄生虫です。ウオジラミ(Caligus : カリグス)と呼ばれる仲間で、主に海水魚に寄生します。長く伸びた2本の棒状の物体は、輸卵管です。分かりづらいかも知れませんが、顕微鏡で見ると卵がたくさん詰まっています。うーん、あまりお友達にはしたくないです。(T.F.)

2007年06月05日

頭隠して尻隠さず

 「珍しい魚たち」の水槽を大掃除しようと水槽から石などを出していたときのことです。サンゴ砂の間から尻尾が生えているのを発見!
 このお魚はコガネキュウセンです。ベラの仲間には夜寝るときや危険なときなどに砂に潜って隠れるものがいます。コガネキュウセンも掃除のたびに捕まえるのに苦労する魚です。しかし、今回は簡単に御用になってしまいました。(H.F.)

2007年06月12日

こんな時もあります

 2月頃から予備水槽にいるトラザメが卵を産み始めました。この親魚になったトラザメは当館で産まれたトラザメです。ここまで大きくなって感動もひとしおです(ちなみに親は展示水槽にいます。)そんなわけで、3代目の誕生に心躍らせながら毎日卵の中を覗いていました。しかし、卵黄の分割がまったく進まず・・・。未受精卵だったのです。その後も、何度か卵を産んではいるのですが毎回未受精卵でした。
 そして3ヶ月が過ぎたある日、何かおかしいと思い親魚をひっくり返してみてびっくり。3尾いるのですが、それが3姉妹だったのです。というわけで、3代目は雄との出会いがあるまで気長に待つとします。そして、今回の卵は機会があればふれあいグッズとして活用したいと思います。

2007年07月11日

おとなしいサメ、おそろしい掃除

 水族館の水槽は汚れたら定期的に掃除をしています。大型の生物が入っている水槽は生物を移動できないので、生物がいる状態のまま潜水して掃除することが多いです。サメのいる水槽も例外ではありません。

 サメ水槽の主的存在のシロワニは比較的おとなしいサメと言われています。潜水掃除をしていても襲ってくることはありません。反対に、実に迷惑そうにしています。しかし、驚いて暴れてしまった場合には、潜水しているスタッフに激突してしまうことも考えられます。そこで、シャークスーツという忍者の鎖帷子(くさりかたびら)のような服を潜水用のウェットスーツの上に着て作業します。掃除の時には潜水するスタッフが一名、上でサメがスタッフにぶつからないよう監視するスタッフが二名の合計三名で作業をしていますが、潜水している約40分間は全員気を抜けません。
 
サメ水槽のアクリルをよく見ると、シロワニが歯でつけた傷を見つけられると思います。そんな勢いでぶつかられたらと思うと冷や汗が出ます。(H.F.)

2007年08月23日

藻の中には

水族館入口を入ってすぐ右側に、「東京湾の荒磯と干潟」という水槽があります。
この水槽には造波装置があり、ギンユゴイや作り出される波で遊ぶアカエイなどたくさんの魚達が泳いでいます。
水面を見てみると“藻”が漂っているのですが、この中を見てみると‥
意外にも魚達がぎっしりと身を潜めているのです。(決して絡まっているわけではありません)

この魚はベニツケギンポという名前で、石の下や海藻の間などに潜る習性があるため、このような姿が見られます。
皆さんもぜひ探してみてくださいね。(C.H.)

2007年10月02日

大きくなった・・・。

 先日、机の片付けをしていると懐かしいものを見つけました。シロワニの歯です。左の歯は搬入当時のものです。あれから早6年。今では右側のように大きくなりました!
 たぶん、同じ列の歯だと思われます。どこまで大きくなるのか楽しみですね。

2007年10月03日

かわいすぎるっ!

 今日、共生水槽のアクリルを掃除していると、ガンガゼの棘の間で、ひょこひょこ動いている物体が…。よーく見てみると、プテラポゴン・カウデルニィの子供がっ!!!

 敵に襲われないように、ガンガゼの棘の間に隠れるのは、本能なのですね…微笑ましくて、掃除の手が止まってしまいました。(S.T.)

2007年10月19日

シロワニの大きさは?

 先日、シロワニの歯の話をしました。そこで今度は体長が気になりはじめたので測定してみました。潜って測ると接近した時に尾びれで叩かれそうなので、水槽の上から2本の棒をビニール紐で結びそれを沈めて測ってみました。
 
 3メートルの紐を用意すれば余裕だろうと沈めたところ・・・。ぴったり!?。搬入時は1.6メートルだったので2.5メートル程かと推定していただけに驚きです。ちなみに写真は吻端から尾びれの付け根まで(体長)を測定した紐で2.1メートルあります。となりのスタッフは身長176センチです。
 というわけで推定ですが、全長3メートル、体長2.1メートルということになりました。最近は食欲もあり一ヶ月前の量の倍をぺロっと食べています。いったいどこまで大きく太くなるのやら・・・。

2007年11月06日

見つめられても...


 水族館での仕事の中には、濾過槽の逆洗というものがあります。濾過槽という飼育水の浄化装置の汚れを定期的に取り除く作業です。
 写真はその合間のひとコマ。水槽を上からのぞくと、エビスダイがじっとこちらを見つめています。「あの、ぼくは餌をあげる係じゃないんで、そんなに見つめられても...」(N.N.)

2007年11月15日

ヤマメ大忙し

 秋も終わりに近づきました。「東京湾に注ぐ川」のコーナーにいるヤマメたちが産卵の準備をはじめています。ヤマメの自然界での産卵時期は9月から11月くらいで、北に行くほど時期は早まります。

 水温が一定に保たれている水族館でも、魚たちは日が短くなったのを感じて季節がわかったようです。ヤマメは自分で砂利を掘って産卵場所を作ります。水槽の砂利がきれいに敷かれていないのは彼らの土木工事のせいです。じっくり見ると、砂利をどかしたり、縄張り争いをしたりして忙しそうな様子が観察できますよ。(H.F.)

2007年11月26日

プテラポゴンのその後・・・

 10月の上旬に紹介しましたプテラポゴン・カウデルニィの稚魚ですが、孵化したては遠目で見るとどこにいるか分からないほど極小でした。約1ヵ月半経った今日この頃、今ではかなり大きくなり、ガンガゼではなくイソギンチャクにくっついています!

2007年12月11日

ちょっと違う...

テッポウウオに餌をあげていた時の話です。スポイトを使って赤虫を水槽に落としていると・・・。
「ガツン」とスポイトに何かがあたる感触が。
「えらい勢いよく水を飛ばしているなぁ」なんて覗いてみたら・・・。
テッポウウオ自ら、水からハイジャンプ!自分が弾なのか・・・。
ちょっと吻端が痛そうですが、今日もハイジャンプしています!

画像がちょっと分かりにくくて申し訳ないのですが、真ん中の黒い物体が、飛んでいるテッポウウオになります。

2007年12月28日

ボラのマイブーム

 「東京湾の干潟と荒磯」水槽のボラの1尾が、アカエイの背中をしゃぶるようになってしまいました。ボラは石や砂についている微小な生き物などを食べていることが知られていますが、アカエイの背中には何もないような気が…。アカエイのほうは若干迷惑そうな様子を見せることもありますが、ほとんどの場合は無関心です。この行動、なぜか夕方によく見られます。(H.F.)

2007年12月31日

かわいいオオカミ

 先日、「珍しい魚たち」コーナーのオオカミウオ水槽に新しい仲間がやってきました。小さな、かわいいオオカミウオ2尾です。

 どうです、このかわいさ。えっ、面構えがかわいくないって?
 古株の2尾と大きさを比べればわかりますよ、かわいさが。やっぱり、かわいくないかぁ??(N.N.)

2008年01月01日

謹賀新年

 新年おめでとうございます。
 皆様の一年がすばらしい年になるようお祈り申し上げます。

 しながわ水族館のお正月展示は、「水族館七福神巡り」です。
 写真のゴンズイは布袋和尚の役です。布袋和尚は寛容さと和の神様ですが、なんでゴンズイなのでしょうか?ゴンズイはゴンズイ玉という密集した群れを作ります。和を大切にする仲良しつながりということで…(H.F.)

2008年01月04日

探してみよう

 以前に「みどころ生物・水槽」でご紹介した、「東京湾に棲む生物たち」水槽にクロユリハゼ2尾が仲間入りしました。昨年磯で採集したものを水族館の裏側で飼育を続け、このたび皆様の前に登場です。写真では水槽の上の方に泳ぎ出ていますが、色鮮やかな無脊椎動物の陰に隠れてしまうことも多いのです。
 さあ、「東京湾に棲む生物たち」水槽の隠れキャラを探してみよう!(N.N.)

2008年01月12日

「メ」で始まる魚


「海の宝石箱」水槽にいるこの魚、皆さんもよくご存知の魚ですが、さあ、何という種類でしょう?

いくつかヒントを出しましょう。
1.成長すると体長2mにもなります(今はまだ体長20cmほどです)。
2.おとなになるとおでこが出っ張ってくるのが特徴で、体色は青緑色を帯びるものが多いようです。
3.和名は「メ」で始まります。通称名は「ナ」で始まります。
4.「海の楽園」水槽におとなの個体がいます。

答えは後日。
正解者には・・・・何も出ません<m( _ _ )m>

2008年01月21日

「メ」で始まる魚 の答え

1月12日のブログの正解発表です!

正解はこの魚

「メガネモチノウオ」です。

通称名は「ナポレオンフィッシュ」ですね。「海の楽園」水槽のこの子、カメラを構えていたら、「撮って、撮ってー」とでも言わんばかりに近寄ってきました。(N.N.)

2008年02月12日

ピラニアの赤ちゃん その後

 少し前に「見どころ生物・水槽」でご紹介した、ピラニアの赤ちゃん。
 最近は体が大きくなっただけでなく、体に黒い斑点が出て、尻ビレ(しりびれ)はオレンジ色を帯びてきました。まだ全体としてはピラニアっぽくないですが、尻ビレは“らしい”でしょ。(N.N.)

現在「世界の大河から」水槽前で展示中です。

2008年03月22日

ひとやすみ

 最近、「海の宝石箱」にニューフェイスが入りました。そのため、生物紹介用の写真を朝いちで撮っていたのですが、フッと上を見るとこんなコクテンフグの姿が・・・。エダサンゴにどっしりかまえて休憩中(ひょっとして朝から疲れているのかしら)。前歯がちょっと出ちゃってますけど、可愛らしい姿に撮影もちょっとひとやすみです。

 ちなみに、ニューフェイスは「スカシテンジクダイ」といいまして、本当に透けてます!気になる方は、ぜひ「海の宝石箱」に集合してください!!

2008年03月26日

突進

 先日、ご紹介した「スカシテンジクダイ」ですが、大きさは4cmほどで群れています。たびたび、先輩の魚たちに追われてしまいみんなで「ズバァー」っと右へ左へ移動しています。これは、そんな時のワンシーンです。移動するとキラキラして綺麗なんですが、当魚にしたら・・・。追われるのはいい迷惑ですかね。

2008年04月26日

よーく見てみると

魚の模様にも色々ありますよね。
カラフルなのもいれば、ちょっと地味な色をしていたり、縦じまだったり横じまだったり‥

例えば“海の楽園”水槽にいるメガネモチノウオ。

口元の模様をよ?く見てみると‥
中央をよ?く見ていると‥

模様が顔に見えませんか?

よーく見てみると、おもしろいですね。(C.H.)

2008年07月25日

水槽掃除vsピラニア

 最近、とても暑いですが、この季節になると水族館では熱帯魚の水槽を掃除します。水槽に水を入れるときに温度調節をしないでいっきに水がはれるのでとても効率がいいのです。
 先日、ピラニア・ナッテリーの水槽を掃除した時の話ですが、水槽から魚を取り上げるために水槽の中に入りビニダモ(ビニールで作った網)でピラニア・ナッテリーを捕まえました。臆病な魚なので基本的に人を襲ってはきませんが、ビニダモで捕まえると大暴れします。そのひょうしに歯がビニールにあたると、このように無残にも穴が空きまっくてしまうのです・・・。金魚すくいじゃありませんが、いかに破かれずに連続で捕まえられるかが重要になってきます。破けた分は直さなければいけないので・・・。

2008年09月16日

ちょっとした勘違い

 クマノミの仲間は身を守るためにイソギンチャクと一緒に生活します。しかし共生水槽にいる、このカクレクマノミはなぜか、ケヤリムシと一緒に生活しています。
 
 危険が迫るとケヤリムシは管に引っ込んでしまうのに・・・。そしたらカクレクマノミは誰も守ってくれないのに・・・。これでも共生??

2008年09月25日

原因不明の仲直り


 この画像に写る2個体のレッドテールキャットフィッシュ(尾が赤いナマズ顔)。2年ほど前に突然、喧嘩を始めました。かたや立ち泳ぎ、かたやひげをブンブン振り回しまわりを威嚇!!そんなわけで、負けちゃってる方を予備槽に移動することに。
 ずっと予備槽で飼育していてもしょうがないので、この2年間で展示水槽に戻すこと4、5回、そのたびに結果は同じ喧嘩でした。(戻す方法やタイミングも変えていたのですが・・・)
 しかし、6回目?の挑戦の結果、なぜか今のところ静かに生活しています。この和解の原因はまったくわかりませんが、なぜか静かに並んでいます。

2008年12月26日

育ての親のさびしさ


 しながわ水族館ではムサシトミヨという淡水魚の繁殖をひっそりと行っています。この魚は絶滅危惧種に指定されている種なので、担当者としては飼育数が前年割れをしないようにとても気を使いながら飼育しています。
 今年の3月に孵化した代がつい先日産卵し、今期第1回目の孵化が確認されました。孵化したては写真のようにゴマみたいなサイズだったのに、もう子孫を残してしまうなんて。育ての親としては産卵した子ども?の余命の少なさを感じてしまってちょっと複雑です(ムサシトミヨの寿命は1年から1年半ほどで、孵化後7ヶ月で成熟し産卵をします。水槽内では年明けに産卵するのが普通です)。

2009年06月11日

ボート釣り

三浦半島東京湾側の砂浜よりボートで釣りに出発。

もちろん趣味の釣りではなく、水族館の仕事のひとつ。東京湾の生物を「干潟と荒磯」水槽に展示するための生物採集です。

生かして持ち帰ることが最優先なので、車には海水を入れたタンクやボートで引いて魚を生かすカゴなどいろいろな資材を積んでいきます。

今回は風が強く、沖には出られませんでしたが、シロギスやネズッポ類(俗にメゴチと呼ばれますが標準和名のメゴチとは別の種類です)を50尾以上持ち帰ることができました。(H.Y.)


2009年10月02日

横たわる魚

水槽の奥にいる赤い魚が見えますか?
そう、ブロックの奥に隠れるように横たわっている魚です。

この魚の名前はコブダイ。なぜかいつもこんな姿でいます。餌をあげる時にはどの魚よりも先に泳いできて、他の魚の餌まで横取りしながら食べるのに・・・。
そんなコブダイは、水族館入り口のそば、「品川と海」水槽にいます。
餌は13時30分過ぎぐらいからあげます。特に月・水・金曜日が餌をものすごく追いかけますので、お時間が合いましたらぜひ、コブダイを見に来てくださいね。(C.H.)

2009年10月15日

マダラトビエイが産まれたよ!

今日しな水に新しい命が誕生しました。
トンネル水槽を悠々と泳ぐマダラトビエイに赤ちゃんが生まれたのです。3尾のマダラトビエイの中で唯一のメス個体のお腹が最近ふっくらとしてきて、スタッフ一同出産を心待ちにしていました。
『無事に産まれてきてくれて ありがとう』
そして元気な赤ちゃんを産んでくれたお母さん、お疲れ様でした。
いっぱいご飯食べて大きくなろうね!
ひとつ気になるのは...お父さんはどっちかな?(Y.Y.)


※マダラトビエイの赤ちゃんは他の魚に傷つけられないよう、お客様からは見えない予備水槽に移動しています。これだけ持ち上げておいて見られないなんてすみません。うれしくてお伝えせずにはいられなかったんだもん。

2009年11月07日

運河の魚 マルタウグイ

 水族館周辺の運河には、スズキ、ボラ、マハゼをはじめ、たくさんの魚たちがいます。今日はマルタウグイの大群をみつけました。
 
 マルタウグイは、川釣りの対象魚ウグイの仲間です。ウグイが成長しても30cmほどにしかならないのに比べ、マルタウグイは50cm以上にもなります。ウグイは一生を川で過ごしますが、このマルタウグイは河口の汽水域で生活した後、春に産卵のため川をのぼります。
 この大群も春になれば多摩川を登るのでしょうか?(H.Y.)

2010年04月15日

フウセンウオ

フウセンウオの展示を開始しました。よく似た魚、ナメダンゴと同じ水槽にいます。
体色はピンク色っぽかったり、こげ茶色だったりします。

道明寺餅(桜餅)っぽかったり、おはぎっぽかったり。
今、ちょっとお腹すいているかも。(N.N.)

2010年05月07日

癒し系は仮の姿?

ナメダンゴです。

こんな顔です。何も考えていないのかもしれない。

こんな顔です。静かに深く考えているのかもしれない。

ナメダンゴです。

こんな顔です。(N.N.)

※クリオネの展示は5月10日で終了させていただきましたが、ナメダンゴとフウセンウオは11日以降もご観覧いただけます。

2010年06月29日

休館日の怪

休館日の今日、トンネル水槽がちょっと変です。水位が低くって、向こうの壁がこんなに見えちゃってます。

これは、トンネル水槽の工事中!だから。魚たちにもっと気持ち良く泳いでもらうための工事なので、今日1日だけ、泳ぐ空間が狭くなるのを我慢してもらっています。
お客様にとっても、気持ち良く魚をご覧いただけるはずの工事。その効果はだんだんと現れる予定。

はずとか予定とかばかりでなんですが、乞うご期待!!(N.N.)