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無脊椎動物 アーカイブ

2006年07月30日

ミズクラゲの繁殖

見どころ生物・水槽でご紹介したミズクラゲの繁殖。とうとう第一段階を成功させました!

ポリプからエフィラが遊離し、ちょこちょこ泳いで?います。今後も上手くいきますように。この段階から展示できればと考えていますので、気になる方はぜひ!ちなみに現在の大きさは2、3ミリ程度です。

2006年08月10日

ここまで大きくなりました


 ポリプから遊離したミズクラゲのエフィラ(7月30日のブログでお伝えしました)が、やっと成体の姿になり、展示水槽にデビューすることになりました!まだ大きさが1.0-1.5cmですのでとてもかわいらしいです。小さい体で一生懸命?ピョコピョコと動いています。んー、がんばれ! しかし、大きくなるにつれて体型が変形してしまうことがあるので、気をつけて飼育していきたいと思います。

2006年09月21日

うわーっ、真っ白だ

 先日、オープン前に共生水槽のアクリルを掃除したあと、水が少し濁ったために水換えをしました。水換えが終了したのは、オープンの10分前。ほっと一息ついて、あらためて水槽を見てみると、なぜか水が白く濁りだしました。不思議に思ってよく観察すると、ガンガゼの周辺がとくに濁っています。さらに目を凝らして見てみると、ガンガゼから何やら白いモヤが・・・。なんと放精しているではありませんか。水換えが刺激になったようです。もうオープンなのに水槽は真っ白。「どうしよう」と考えましたが、どうしようもありません。結局そのままでオープンを迎えました。
 濾過槽があるので1時間後にはスッキリと透明な水になっていましたが、もし「せっかく朝一で水族館に行ったのに、(共生)水槽が白濁していたぞ!」という方がいらっしゃいましたら、うかつに水替えをした担当者のせいです。
 ごめんなさい m(_ _)m

2006年11月05日

レアなヒトデ

  先日、東京湾にダイビングしてヒトデを採集してきました。ふれあい水槽で皆さんに触っていただくためのヒトデたちです。今回はイトマキヒトデがたくさんとれました。
ヒトデはシースターとも言われるとおり、5本の腕を持った星型の生き物です(例外もあります)。イトマキヒトデもきれいな星型をしていますが、まれに腕の数が違う変わり者がいます。腕の数が違っても大きく成長しているので彼らの日常生活にそれほど不自由はなさそうです。イトマキヒトデの場合、6本腕は比較的多く見られますが、7本腕はかなりのレアものです。7本腕のものを皆さんにもご覧いただきたいのですが、やはりレアものはレアもの。そうそう採集できません。ご容赦ください。

2006年11月17日

再生してる!!

  「エナガトゲトサカ」という生物がいます(もちろん海の生物です)。体内に海水を取り込んで体を膨らませる無脊椎動物です。調子がいいとパンパンに膨らんでいるのですが、調子が悪くなるとしぼんでしまい、最後はとけてしまいます。
  今回登場しますエナガトゲトサカは、一度はしぼんで上部がとけてしまったのにもかかわらず、気がついたら再生していたのです。先日ボーっと水槽を眺めていると、「はっ」。先端には小さくフサフサしたものが!水族館で働き始めて5年。こんな姿を初めて見ることが出来ました!感動です!!生命力ですかね・・・。

2006年12月01日

再生の不思議

  しながわ水族館で唯一触れ合える生物のキヒトデが最近、腕の再生率がかなり良くなっています。
  そこで一つ不思議なことが!?例えば、腕が3本しか残っていない個体。2本の腕がちぎれてしまったのは同時ではないと思われます。しかし、再生し始めるタイミングは同じなんです。
  気がつくといつの間にか2本、小さい腕が再生しているのです。なぜだろう?

2006年12月13日

イカすぜ!イカ!!


  本日より、冬季限定の「イカの仲間」の展示が始まりました。今回採集できたのは、スルメイカ、コウイカ、ケンサキイカの3種です。当館ではコウイカ以外の長期飼育には成功していないので今年は活かして一冬越せればなっと思っています。
  それにしても、イカの泳ぐ姿はとてもきれいでイカしますね!イカだけに・・・。

2007年01月15日

さて、ここで質問です

写真の中にアカイセエビは何匹いるでしょう?
 












答)2匹

 七福神水槽で展示しているアカイセエビです。きのうまで2匹だったのに、朝、出勤してきたら1匹増えて3匹になっていました??。いえ、3匹目に見えたのは脱皮殻なのでした。写真の右側に写っているのが、その脱皮殻です。よーく見ると抜け出た部分が白っぽく写っているのがわかりますか。
 実は七福神水槽の公開は今日まで。でも「シャークホール」にお引越しをするのでアカイセエビは今後もご覧いただけます。

2007年01月20日

出産ラッシュ

 孵化ラッシュが起きています。といっても母親は1個体のミズダコ。年始のころは水槽を覗くと、稚ダコの姿はちらほらと見つけられる数だったのですが、今では見つけるなというのが無理なくらい・・・。母ミズダコは卵に新鮮な海水をかけ孵化の時期を待ちます。そして孵化したのを見届けるとその一生に幕を下ろします。
 なので、この稚ダコは母ミズダコから飼育員へのオクトパスならぬラストパスなのです。
 んー、命の繋がりというか、なんとも複雑な心境です。

2007年02月18日

眼点


 腕がちぎれてしまったキヒトデ。ある水槽に入れるといつの間にかに腕が再生します、というお話は
以前ご紹介しました
が、今回は少しコアなお話です。
 なんと1本の腕だけを残したキヒトデの中心から4本の腕の再生が始まっていました!!これでも個人的には奇跡だと思うのですが、初めて眼点が再生した直後を観ることができました。(腕自体はまだ再生されていません。)
 がんばれ、キヒトデ!完全再生にむけて!!

(眼点[がんてん]とはキヒトデの腕の先端にある光を感じる器官です。茶色のゴミみたいなものが眼点です。)


2007年03月03日

キヒトデのその後


 先日ご紹介しました腕が1本のキヒトデですが、それからすくすくと腕を伸ばしこのようになりました!
 現在、時計回りで8ミリ、7ミリ、3ミリ、8ミリまで伸びています。また、時期をみてご報告いたします。

2007年03月23日

赤いやつ

 シャークホールにいる赤いやつ。その名は「アカイセエビ」。先日、お正月水槽で紹介したあのイセエビです。このイセエビが水槽の掃除の時にシロワニより恐い存在になるとは当時は考えもしませんでした。
 シャークホールのサメ達は基本的に人を襲いません。遊泳コースを邪魔しなければ頭の上やら30?わきを悠々と泳いでます。しかし、このアカイセエビは擬岩をゴシゴシと擦っていると立派なヒゲで攻撃してくるのです・・・。頭や頬をビシバシと・・・。これが地味に痛いんです。
 前進しないと掃除は進まないし、でも前進するとヒゲ攻撃だし。地味な痛みを我慢しながらの清掃がこれからも続きそうです。

2007年04月04日

キヒトデのその後 Part2

 52日目を迎えることができました。ただ今、時計回りで15ミリ、12ミリ、9ミリ、12ミリまで伸びています。写真を撮るときに水槽から出そうとすると、管足(ヒトデ類の足みたいな器官)でしっかりと壁面にくっついて、「お、快調だね。」なんて思ってしまう自分がいます。
 しかし、52日で15ミリ、残っていた1本は50ミリ。5本の長さが揃うのはまだまだ先の話になりそうです。がんばれ、キヒトデ!

2007年05月09日

キヒトデのその後 Part3

 78日目を迎えることができました。ただ今、時計回りで22ミリ、22ミリ、17ミリ、25ミリまで伸びています。写真を撮るのにひっくり返すと、胃を出してしっかりとオキアミを抱えて?いました。「ひっくり返すと胃?」 そう、ヒトデは下に口、上に肛門があります。そして口から胃をだして食べるのです。それはなぜか?ヒトデは死骸や貝類を食べますので、口が上にあったら何も食べられないんです・・・。(それとも口が下だからそのようなものを食べるようになったのかも。)
 とにかく、1週間に1尾ほどのオキアミを食べて、少しずつ腕を再生しています。がんばれ、キヒトデ!

2007年06月08日

キヒトデのその後 Part4


 祝!100日目です。ただ今、時計回りで35ミリ、31ミリ、28ミリ、31ミリまで伸びています。再生している腕は大きくなっているのですが、本来の大きさの1本はあまり成長していないような気がしてきました。ひょっとして、再生にエネルギーを使っていて本来の成長になにかしら影響を与えているのかな?っと思う今日この頃です。

2007年07月30日

キヒトデのその後 Part5


 153日目を迎えることができました。ただ今、時計回りで38ミリ、36ミリ、30ミリ、33ミリまで伸びています。
 久しぶりの登場です!「もしや、死んでしまったのか?」っと思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
 ご心配なく!!ちゃんと元気に伸びています。

2007年09月10日

登りすぎだろ


 夏休みも終わり、夏の特別展で活躍していた生き物達もそれぞれの展示水槽に散っていきました。
 「潮の満ち干と生物」に移動したアラレタマキビガイ、本来水際付近にくっついている貝なのに1匹だけこんなとこまで・・・。頑張り過ぎな気がするのは私だけだろうか・・・。

2007年11月02日

キヒトデのその後 Part6


 255日目です。約3ヶ月ぶりの登場ですが一体どのくらい伸びたのでしょうか!?ではお約束の「ただ今、時計回りで45ミリ、35ミリ、30ミリ、45ミリまで伸びています。」
 伸びている腕は伸びているのですが、変化が小さい腕もあり・・・。最初は同じ長さだったのにこんなに差がついてしまうのはなぜなのか?

2008年01月18日

巨大ヒトデ搬入の巻

 先日、イカを採集しに行きました。その日はコウイカ数個体という寂しい結果に終わってしまったのですが、おまけで巨大ヒトデを手に入れて帰館してきました。
 大きさは25cmほどで人の顔が隠れてしまうぐらいの大きさです。これまで何度も採集に行っている場所ですが、このヒトデは初めて見ました。大きすぎてちょっと笑っちゃいます。

 「冷たい海の魚たち」水槽で展示中です。

2008年02月05日

お食事中

 地下1階の「共生水槽」には、ガンガゼというウニのなかまがいます。このガンガゼの、長くて毒のある棘は、多くの小さな魚の隠れ家になっています

 たまに、このように何かを持っているところを見かけるかもしれません。実はこれ、ガンガゼが餌を食べているところなんです。
 口が体の下にあり、近くに餌を持っていってあげると器用に自分で口に運んで食べるんですよ。(今回は魚の切り身をあげました。)
 よーく見ると、もぞもぞと口を動かすところも見られますので、ガンガゼにも注目してくださいね。(C.H.)


2008年02月20日

キヒトデのその後 Part7


 362日目です。あっというまに1年のお付き合いになりました。ただ今、時計回りで60ミリ、50ミリ、40ミリ、55ミリまで伸びています。
 完全復活にはまだまだ時間が必要みたいです。がんばれ、キヒトデ!!

2008年05月21日

この夏は・・・

最新ニュースのお知らせのとおり、夏のしながわ水族館は「クラゲ」です。
というわけで地下1階の共生水槽の横にちょこっと新顔のクラゲに登場してもらいました。
そのひとつがご覧のタコクラゲ。
プカプカしてます。(N.N.)

2008年06月30日

キヒトデのその後 Part8


 500日目です。気がつけば梅雨に入り、水族館も夏のイベントの準備で大忙しな今日この頃です。
 さて、例のキヒトデですがただ今、時計回りで62ミリ、50ミリ、40ミリ、62ミリです。あまり伸長はしていませんが太くなってきた気がします。

2008年07月17日

「クラゲたちの世界」オープン!

いよいよオープンしました!「クラゲたちの世界」。

とりあえず写真をアップ。
うーん、涼しげ(N.N.)

2008年07月18日

キヒトデのその後・・・最終話

 生きているもの、いつかは死んでしまいます。あのキヒトデが本日死亡してしまいました。原因はわかりませんが、現担当者によると今朝の時点で動かなくなっていたそうです。
 キヒトデを応援してくれた方たちへ、ご報告までに。

2008年09月29日

戸籍受理


 4月5日に孵化したコンゴツメガエル。あと少しで産まれて半年がたちます。しながわ水族館で誕生した生き物にとってこの半年というのは区切りの日でもあります。
 水族館では全ての生物を管理するための生物台帳があります。一個体ずつの戸籍のようなものです。水族館で誕生した生物はこの半年を区切りに晴れて生物台帳に記載され、水族館の一員になります。
 ということで、10月5日がコンゴツメガエルの記念日になるぞな。ケーロケロ。

2008年10月15日

祝!ノーベル化学賞

 オワンクラゲから緑色蛍光たんぱく質を取り出すことに成功した日本人の業績が評価されました。こういった海の生物のニュースがあった次の日の水族館には「生体を展示していますか?」といった問い合わせの電話がたくさんかかってきます。  
 オワンクラゲが姿を見せるのは春から夏にかけてなので、その時に採集して飼育していないと生体をお見せすることが難しいクラゲです。この夏しながわ水族館では「クラゲたちの世界」を新設したのですが、そのときに白羽の矢が立たなかったため、残念ながら展示していません。
 しかし、このニュースでクラゲに興味を持った方がいらっしゃいましたら、ぜひ水族館にクラゲを観察しに来てください。ミズクラゲ、ギヤマンクラゲ等4種類のクラゲがお待ちしています!
 来年、オワンクラゲが採集できたらぜひ展示したいと思いますので、そのときはブログでも報告したいと思います。お楽しみ!

2008年12月04日

地元のクラゲ

 ご存知の方も多いかと思いますが、しながわ水族館は夏に「クラゲたちの世界」をオープンいたしました。
 そこで、どうせなら地元で採れるものをみなさんに見てもらおうと、先日近くの運河を覗きに行ってきました。クラゲは風の向くまま、潮の向くままな生物なので、出会えるかどうかは時の運!ちょっと緊張しながら覗いてみると・・・。いました!「カブトクラゲ」が。

 慌てて採集すること14個体。すぐに水族館に戻り無事に展示することができました。
 このカブトクラゲ、体の回りに櫛状のものがありそれが光に反射すると赤や青にキラキラと輝きとても綺麗です。身近な運河にこのような生き物がいるなんて普段は気づきませんよね。
 また、地元で採集できたらご紹介したいと思います。


*カブトクラゲは日本近海で見ることのできるクシクラゲの仲間です。ここだけで見ることができるクシクラゲではありませんのであしからず。

※現在は展示しておりません

2009年01月30日

ちっこいの

 先日、定置網漁でスルメイカやアオリイカを採集してきました。その中に体長4cmほどの、なんともかわいらしいヒメコウイカもいました。
 写真でおわかりのとおり?、「群れを作る魚たち」水槽で目立たず展示中です。(N.N.)

2010年02月17日

ニューフェイス!なクラゲ


昨年、上手く飼育できず展示できなかったクラゲは数知れず・・・。

しかし、今年、まず1種類飼育できるようになり展示を始めました。

しながわ水族館で初の展示

その名は「カミクラゲ」

しかも東京湾産

かさの内側の朱色?と細く長く伸びた触手がとても美しいクラゲです。

この美しさは写真じゃ伝わらない!ぜひ水族館でホンモノをご覧ください!!(T.U.)

(1日でも長く展示できるように頑張りますが、いつまで展示できるか分かりませんのでお早めに。)