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見どころ生物・水槽

オタリアの“チャッピー”

皆さん、“オタリア”ってご存じですか。水族館好きな方、海獣好きな方でもないと、すぐ頭に浮かぶことはあまりないかもしれません。

オタリアはアシカの仲間です。南アメリカのペルーからチリ、ブラジル南部にかけて生息するところから、英語ではSouth American Sea Lion(南アメリカのアシカ)といいます。英語の方がわかりやすいようにも思えますが、日本ではその学名Otaria byroniaからオタリアと呼ぶのが一般的です。

現在、日本の水族館で飼育されているアシカは、ほとんどがオタリアとカリフォルニアアシカです。 オタリアはカリフォルニアアシカに比べて、目が大きく、鼻づらが太く短く、頭や体つきが丸みを帯びています。


オタリア

カリフォルニアアシカ

さて、今回ご紹介するのは“チャッピー”です。
しながわ水族館がオープンした1991年に水族館にやってきた、今年で19歳になる女の子です。

アシカにも一頭一頭個性がありますが、チャッピーはとても内弁慶※な性格です。
自分のケージ(アシカは一頭一頭の個室があります)の中では仰向けになって堂々と休んでいたり、餌の準備が始まると怪獣?と思えるほどの大声で鳴いて餌をねだったりしますが、大勢のお客さんを前にすると緊張してしまうのか、咳払いをしたり、声が小さくなってしまったりすることがあります。


オタリアのチャッピー

10年程前のエピソードです。客席のアフロヘアーのお客様やディズニーランドで売っているくまのプーさんの大きな風船にびっくりして、ケージに逃げ帰ってしまうほどでした。今でもカモメが頭上を飛んでいると、ソワソワして、ショーの真っ最中でも逃げ腰になっていることがあります。そんなチャッピーですが、ショーでは溺れるフリをするなかなかの演技派で、華麗なハイジャンプも決めてくれます。

これから夏に向けて新たな種目もトレーニングしていますので、これからのチャッピーの活躍に期待してください。

※家の中ではいばりちらすが、外では意気地のないこと。

過去の掲載

※生物の状態が掲載当時とは異なる場合、または展示を終了している場合があります。ご了承の上、ご覧ください。

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