早いもので2007年ももう11月です。そろそろ平地でも紅葉が楽しめる季節になってきました。しながわ水族館ではこの時期にその年最後の東京湾の潜水調査を行っています。天気によっては実に寒い調査になってしまいます。
東京湾というと、お台場や羽田付近の埋め立ての進んだ、泥が多い海を想像されるかもしれません。そのような東京湾は、神奈川県の本牧と千葉県の富津岬を結んだ線上にある中の瀬という浅瀬よりも北側に広がっています。
私たちが調査をしている場所は中の瀬よりも南側の千葉県沖です。ここは砂や泥のほかに岩場もあり、外洋の影響も比較的強く受けているので様々な生き物たちが見られます。
水深15m程のところに潜水すると、サンゴ礁の海の華やかさこそありませんが、ベラやハゼの仲間などがたくさん泳いでいます。また、岩の上にはウミシダ、ウミトサカ、ヤギ、キサンゴの仲間などの無脊椎動物が豊富に見られます。
「東京湾に棲む生物たち」というコーナーでは、潜水調査のときに持ち帰った生き物たちを展示しています。なぜか赤やオレンジ色の鮮やかな色をした生き物が多く、まるで紅葉しているみたいです。春になったらお花畑みたいですねといって同じネタを使えそうですが・・・。この水槽の生き物たちは動きがほとんどないので写真撮影が非常に簡単です。魚の写真もこれくらい簡単に撮影できれば苦労しないな、なんて思いました。
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