ピラニアの赤ちゃん
地下1階の「珍しい魚たち」のコーナーで展示している、ピラニア。ピラニアにもいくつか種類がありますが、しながわではピラニア・ナッテリーを展示しています。
そのピラニア・ナッテリーに10月28日に「赤ちゃんが生まれました」。いえ、正確には「赤ちゃんを発見しました」なのです。発見した場所は濾過水槽。親たちがいる展示水槽と濾過水槽はパイプでつながっています。いつの間にか展示水槽内で卵が産み落とされ、いつの間にか孵化をし、いつの間にか濾過水槽に流れ着き、というわけです。
その赤ちゃんは、透明の体で内臓までよく見えます。下顎から突き出した牙のような歯はみられず、あの獰猛なイメージを持たれる親たちの姿からは想像もできないような、かわいらしい姿です。尾の付け根の黒い斑点もアクセントになっていて、ピラニアと知らされずにいたら「あら、かわいい熱帯魚ね。」とか「グッピーかしら。」とか言われそうです。
|
|
アルテミアを食べているところ |
大きさがわかりますか? |
それでも、すでに肉食魚の片鱗を見せ始めています。餌のアルテミア(動物プランクトン)だけでは足りないのか、なんと共食い(ともぐい)し出したのです。まだおちょぼ口なのに自分と変わらない大きさの魚を食べてしまうのには驚きました。アルテミアを食べ尽くしても、眼をきょろきょろさせ、つねにちょこちょこ泳ぎ回っては、空腹を満たすための獲物を探し回っているように見えます。飼育員の気分としてはあまり共食いはしないでほしい、のですが、早く身も心もピラニアらしいピラニアに育ってほしいものです。
赤ちゃんピラニアは、「世界の大河から」水槽前で展示中です。
|
|