しながわ水族館では、館内各所で5つの「○○の秋」をお楽しみいただける秋のイベント「ぷらっとお出かけ あきいろしな水」を2025年10月1日(水)~2025年11月10日(月)の期間で開催します。

イベント期間中は、「スポーツ」「食欲」「読書」「紅葉」「成長」の5つの「○○の秋」を、しながわ水族館ならではの視点で展開。イルカのジャンプ力やアシカのバランス感覚など、海獣たちの驚きの運動能力を解説付きでお見せするショーや、秋を連想させる生き物の展示、館内の一部エリアは紅葉で彩られるなど、しながわ水族館が秋のムードに包まれます。
また、当館では初めてとなる、水産庁が推進する「さかなの日」と連携した解説パネルの展示や、紙芝居の出版社㈱童心社による「おはなし会」を実施します。デジタルでは味わえない、紙芝居ならではの臨場感ある演出は必見です。
しながわ水族館でしか味わうことのできない、特別な「5つの秋」をお楽しみください。
【開催内容】
◇スポーツの秋
イルカ、アシカ、アザラシのショーが、秋限定の特別バージョンに!各ショーでは、生き物たちの運動能力の解説を織り交ぜるほかBGMを期間限定で変更します。初めてご来館される方々もリピーターの方々も、新たな視点でお楽しみいただけます。

◇紅葉の秋
水族館入口すぐの「東京湾に注ぐ川」エリアにあるミズナラ擬木やB1F「珍しい魚たち」エリアに、紅葉の装飾が施されるなど、館内の一部が秋のムードに。また、秋が旬といわれ、魚へんに秋と書く「鰍(カジカ)」や、擬態した姿がまるで落ち葉のような「リーフフィッシュ」、カボチャのような見た目の「クランウェルツノガエル」など、秋を連想させる生き物を展示します。

◇食欲の秋
しながわ水族館では初めてとなる、水産庁が推進する「さかなの日」*1 と連携した取り組みを実施します。目の前の東京湾でとれる魚を中心に、解説パネルを館内で掲示します。また、水産庁が取り組んでいる「クロダイのおいしさ認知向上プロジェクト」*2 の一環として、クマノミルーム前水槽ではクロダイの展示と取り組みについて紹介します(期間:10月1日~11月10日)。
さらに、強化週間である11月3日~7日の「いいさかなの日」に合わせて、11月1日からはパネル展示をB1F「クマノミルーム」で行います(期間:11月1日~11月10日) 。

毎月3日から7日は「さかなの日」!日本の水産物の消費量が、減少し続けている現状を知っていますか?官民協働で水産物の消費拡大を推進するため、2022年10月、水産庁は、毎月3日から7日を「さかなの日」に制定しました。水産物を選んで食べることは水産業の維持、水産資源の持続的な利用につながります。しながわ水族館では今回、この取り組みと連携したパネル展示などを行うことで、日本の水産物の今と未来を考えるきっかけづくりを目指します。
*2 「クロダイのおいしさ認知向上プロジェクト」とは?
水産庁は、クロダイの漁獲量が多い府県や研究機関、「さかなの日」賛同メンバーとの官民協働により、クロダイのおいしさの認知拡大と持続的な利用を推進するプロジェクトを立ち上げました。クロダイは西日本では古くから郷土料理として親しまれてきた魚ですが、近年は海水温の上昇などの影響で分布域が拡大し、各地で養殖水産物の食害が問題となっています。本プロジェクトでは、そんなクロダイの魅力を多くの方に知ってもらい、消費拡大を通じて持続的利用を図ることで、食害による漁業被害の軽減も目指しています。
◇読書の秋
<終了しました>
しながわ水族館で初めて、紙芝居のおはなし会を開催します。歴史ある紙芝居の出版社㈱童心社による実演で、海や川の生物にちなんだ作品や、秋を連想させる作品をお届けします。演じ手によって伝わる物語の臨場感、その場に生まれる一体感は、デジタルにはない紙芝居ならではの魅力。お子様から大人の方までいっしょにお楽しみいただけます!
開催日:10月4日(土)、5日(日) ①13:00~ ②14:30~ 各回約30分 ※出入り自由
料 金:無料(入館料のみでお楽しみいただけます)
場 所:クマノミルーム
