
2026年9月25日(金)より、使用済み漁網をリサイクルした生地を全面使用した新しいユニフォームを導入します。
(※)案内業務および飼育展示業務で着用するユニフォームとして、使用済み漁網の生地を全面使用したユニフォームを導入する取り組みは、日本の水族館で初となります。※2026年8月現在。株式会社ミスズユニム調べ
また、着用開始日となる2026年9月25日(金)および26日(土)の2日間は海洋ごみ問題から漁網リサイクルまでを学べるSDGs展示を開催します。海洋ごみ問題の現状、海洋ごみ化を防ぐための使用済み漁網のリサイクル、そして海と深く関わる水族館としての取り組みについて紹介し、ご来館の皆さまに海洋環境問題を身近に考えていただく機会を提供します。
9月25日は2015年に国連でSDGs(持続可能な開発目標)が採択された日です。この節目の日に合わせて新ユニフォームの着用開始とSDGs展を実施することで、水族館だからこそ伝えられる環境保全のメッセージを発信してまいります。
新ユニフォーム導入への想い
1.案内・飼育展示の両業務で着用するユニフォームへの導入は日本の水族館で初(※)
施設のメッセージツールの一つであるユニフォームを、使用済み漁網をリサイクルした生地を全面使用したものへ刷新すること、また、来館者と接する案内スタッフと、生き物の飼育・展示に携わる両スタッフが着用することによって、海と深く関わる水族館ならではの取り組みとして、海洋環境について考えるきっかけづくりを目指します。
海洋ごみ問題の原因の一つとして挙げられる漁網を資源として再活用することで、循環型社会の実現に貢献するとともに、環境保全と資源循環の重要性を発信します。
また、ユニフォームにデザインされている生き物たちは、飼育展示の各担当スタッフがこだわりをもって監修したイラストとなっています。





2.海洋ごみ問題から漁網リサイクルまでを学べるSDGs展を開催
開催日:2026年9月25日(金)・26日(土)
場 所:しながわ水族館別棟 見晴らしルーム
料 金:無料
※開催内容は変更となる場合がございます。

•海洋ごみ問題の現状
•海洋生物への影響
•使用済み漁網が抱える課題
•漁網リサイクルの仕組み
•ユニフォームになるまでの流れ
•水族館としての取り組み
などをわかりやすく紹介します。
普段目にすることの少ない漁網リサイクルの仕組みを通じて、漁業資源の循環利用について学ぶ機会を提供します。
3.使用済み漁網リサイクルから旧ユニフォームの再資源化まで、循環を実現
今回のユニフォームには、水産系プラスチック資材リサイクル推進協議会「Re:ism(リズム)」を通じて再生された素材を使用しています。「Re:ism」は、これまで廃棄されることが多かったポリエステル製などの漁網を回収し、新たな資源として循環させることを目的としたプロジェクトです回収された使用済み漁網は再資源化され、繊維原料として生まれ変わることで、ユニフォームやアパレル製品などへ再利用されています。
また、今回のユニフォーム刷新に伴い、これまで使用してきた旧ユニフォームについてもリサイクルを実施します。新ユニフォームの導入だけでなく、役目を終えたユニフォームを資源として循環させることで、廃棄物の削減と資源の有効利用にもつなげます。併せて新ユニフォームについても、今後破損や経年劣化などにより着用が難しくなった際にはリサイクルを行い、継続的な資源循環に取り組んでまいります。
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しながわ水族館では、使用済み漁網の再活用からユニフォームのリサイクルまでを一連の循環として捉え、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進します。
使用済み魚網 (画像提供:一般社団法人大日本水産会)
◆海に関わる水族館だからこそ取り組む環境啓発
海洋環境の悪化は、水族館で展示している生き物たちの生息環境にも大きな影響を及ぼしています。
しながわ水族館では、生き物の魅力を伝えるだけでなく、その背景にある自然環境や環境課題についても伝えることが水族館の役割であると考えています。
今回のユニフォーム導入は、海洋ごみの削減や資源循環を身近に感じていただくための取り組みのひとつです。
スタッフが着用するユニフォームそのものを環境保全のメッセージとして発信し、来館者の皆さまに海洋環境への関心を深めていただくことを目指します。
また、SDGs採択日である9月25日に着用開始日を合わせることで、持続可能な社会の実現に向けた行動について考える機会を創出し、水族館ならではの視点から環境保全の大切さを伝えてまいります。
担当者コメント
しながわ水族館は、海の生き物たちの魅力を伝える施設として、海洋環境の保全について発信していく責任があると考えています。
また、しながわ水族館は2026年10月19日(月)に開館35周年を迎えます。この節目のタイミングに新たに導入するユニフォームは、使用済み漁網という本来であれば廃棄される資源を新たな形で活用したものです。
日々お客様と接するスタッフや、生き物の飼育・展示に携わるスタッフが着用することで、海洋ごみ問題や資源循環について知っていただくきっかけとなることを期待しています。
また、新ユニホーム導入に合わせてSDGs展を開催することで、より多くの方に環境問題を自分ごととして考えていただき、持続可能な未来につながる行動への第一歩となれば幸いです。
水産系プラスチック資材リサイクル推進協議会「Re:ism」について

「Re:ism(リズム)」は、これまでリサイクルが難しいとされてきたポリエステル製などの漁網を回収し、原料・製品などとして再資源化することで、資源循環の実現を目指すプロジェクトです。
しながわ水族館ではこの取り組みに賛同し、海と深く関わる施設として環境負荷の低減と循環型社会の実現に貢献してまいります。
※状況により、内容・スケジュールが中止・変更になる場合がございます。
※画像はすべてイメージです。