


現在の品川の海岸地域をジオラマとともに再現しています。都市化で失われつつある自然を取り戻そうとしている東京湾には今、クロダイやスズキなどが生きています。

900尾もの魚たちが泳ぎ回る大海原が、天井いっぱいに広がるトンネル水槽。泳ぐ魚を下から見上げることのできる、全長22mの海の散歩道です。ゆっくりと歩いて海の世界を感じてください。

熱帯の海に広がるサンゴ礁の世界を再現。色鮮やかなサンゴ礁に群がる美しい魚たち。チョウチョウウオ、スズメダイ、ハギの仲間など、彼らのカラフルな体色は保護色となって身を守ります。

枯れ葉のように見えるリーフフィッシュ、強力な電気を発するデンキウナギ、ふだんは逆立ちした状態で泳ぐヘコアユなど、世界の珍しい生態・形態をもつ魚たちを展示しています。

異なる種類の生物が協力して生活することを共生と呼びます。クマノミとイソギンチャクの関係はよく紹介されますが、その他にもテッポウエビとハゼなど様々な共生関係を見ることができます。じっくりと観察してみましょう。