


現在の品川の海岸地域をジオラマとともに再現しています。都市化で失われつつある自然を取り戻そうとしている東京湾には今、クロダイやスズキなどが生きています。

マイワシやサクラダイなど群れで生活する魚を展示。群れを作ることは外敵に捕食される確率を減らすだけでなく、子孫を残すのにも有利であると考えられています。魚種によって群れの形が異なることにも注目してください。

枯れ葉のように見えるリーフフィッシュ、強力な電気を発するデンキウナギ、ふだんは逆立ちした状態で泳ぐヘコアユなど、世界の珍しい生態・形態をもつ魚たちを展示しています。

異なる種類の生物が協力して生活することを共生と呼びます。クマノミとイソギンチャクの関係はよく紹介されますが、その他にもテッポウエビとハゼなど様々な共生関係を見ることができます。じっくりと観察してみましょう。